Theory-of-Kのブログ

やわらかく生きる

本当の意味『火垂るの墓』を解く

オタキングこと岡田斗司夫(61)のネットゼミより。
さすがに専門となるアニメ業界の解説は、ゼミシリーズでも一回り抜けている印象だ。
ジブリ作品といえば宮崎駿のイメージが強烈過ぎるが、しかしジブリ作品を後世に伝えるために3作品選べと言われたら、高畑勲監督、野坂昭如原作の『火垂るの墓』をはずすことはできないだろう。
 
 

岡田斗司夫ゼミ4月15日号「本当は10倍怖い『火垂るの墓』~アニメ界の怪物・高畑勲監督追悼特集」

00:00 オープニング~注目映画盛沢山
01:40 本当は10倍怖い『火垂るの墓
06:21 視聴者からのお便り
09:01 冒頭5秒の謎
19:40 見逃しがちな重要なカット
24:25 クレショフ効果
29:58 冒頭5秒がすごいパート2
35:09 『仕事道楽』
41:13 高畑勲は見る人に悩んでほしい
42:55 『火垂るの墓』の意味とは
50:00 なぜ清太と節子は2人なのか?
54:05 オモテ放送エンディング

裏放送(有料)
#00:00 高畑勲はブレない
#04:37 高畑勲の一番の理解者は宮崎駿
#09:44 『誰も語らなかったジブリを語ろう』
#18:17 『禁じられた遊び
#22:50 100倍怖い『火垂るの墓
#34:10 高畑勲の描きたかったもの
#39:50 清太がカメラ目線になった理由

 
 
 多くの人がそうだろうが、自分も子供の時期に最初見た記憶がある、いつだったか、おそらく小学生かな。そしてこれも多くの人を同じ経験だろうが、1回目はおそらく、親戚のおばさんが嫌なやつに見えたのではなかっただろうか。
 
計何回視聴したか忘れたがおそらく3回は見たと思う。だけどもう見たくはない。見たくはないという強烈な思いがある映画はほぼこれだけだし、強烈に脳裏に焼きついていることだけは確かだった。
 
しかしこのゼミを聞いた後だと、もう一回見てもいいかと思った。
 
ぼうっと見てる人、あるいは感動しました!って言った人、はこの解説が本質的なものかどうかは保証きないが、おそらく目からうろこになるはず。
 
岡田は世の中のことについて、ジャンル幅広くシリーズで論じているが、このジブリシリーズは素直に面白いと思う。