Theory-of-Kのブログ

やわらかく生きる

【映画】『復活のルルーシュ』

文句なしの☆1で。

 

くそです。

あ、失礼しました。

でもそう思ったファンは結構いるのではないか。


キーワードは
相当な覚悟(CC,製作スタッフ)
納得できる理由、展開であるのか

 

 

 

 

 

詳細ぼかし
まずシャーリーの件は一応片付いていたということでよし。
三部作で改変後の世界という流れでね。
もちろんということは旧ギアスという作品の感動の一部を減点することになるが
製作サイドがそれでいいならいい。

しかしルルーシュの死(とその後)という「絶対」だけは避けられない命題。
これをどう処理するのかで、この作品の大部分が決まると個人的には思っていた。
ところが正面切った言い訳はなし。
よくわからないけど、CCは廃人ルルと共に旅をしているという強制的な事実からスタート。
復活の際にかろうじてあった理由が、これも予想のひとつだったがCCのエゴってやつ。
展開としては下。スザクの反応だけが唯一まともな感性としか思えない流れだった。

そしてそれを誤魔化してルルの存在意義をナナリーを山車にする散々旧作でやった流れ、
いつまで君たちは「ゼロ」に依存するんだい?
うーんこれはダメでしょ・・・・

時間ギアスの矛盾はもうよくわからん、この手のタイムパラドックス矛盾でもダメなほうでしょこれ。

あとは旧作のオマージュシーン(ギアス特有カットとかはいいとしても)詰めこんで終了。

 

ギアスという作品は自分の中でトップクラスのアニメと位置づけており、
エンターテインメントとして様々な要素をまとめあげた名作だと思っている。
「復活のルルーシュ」という重い内容は2時間映画程度で描くべきものではないと
当初から感じていたが、やはり蛇足、ファン作品としてしか成らなかった。