夢の研究はおもしろい。
いわゆる催眠術とか麻酔などとも関係があるだろうし。
金縛りも実体験から、同類だと思われる。
金縛りは、意識の覚醒が脳と体で分離した時の感覚だと理解している。
たぶん成長期とかで起きやすいと推測。
夢を見ているときの錯覚では触覚がかなり個人的に重要なポイントだと思われる。
先日も肩越しの感覚による錯覚が、夢を見ているときに起きた。
夢を見ているとき、背後に誰かがいる場面がでてきたのだ、そいつと会話などしていたが、肩ごしにかるく叩かれているようなところで目が覚めた。
実際には布団がやや深くかぶさっており、そのかぶさっている部分の感覚が、夢の中での肩の件に繋がっていたのだった。
となると、その時に、触覚による騙しがあったわけだ。
人間の感覚というのは普通はかなり繊細なんだと思うが、逆に似た感覚を提供されると騙されやすいということ。
例えば、おいしそうな臭いをもつ食事がでていれば、かなり警戒心がゆるくなる。そしてそれが毒を盛られていたら、のちにかなりのトラウマになることが容易に想像できる。
夢に戻ると、あとは気温なども夢に反映される気がする。特に暑さの方かな。寒さというのは、冬山遭難の場面でよくあるが、体の反応でマヒする例があり、感覚的には苦しくなくなる機能があるようだ。しかし暑さの方は夢にでてきやすい。もちろんそれで起きた時は、うなされ、寝汗を大量に搔いている状態になったことは誰しも経験しているのではないか。
無呼吸関係もある。これも結局夢の中で色々もがいているが、現実の体が機能していないような状態で、夢の中で意識して呼吸しようとしたりするけどできないようなことがある。腕枕による欝血も同じような展開があり結構苦しい思いをたまにする。
寝るときもできるだけ正しい姿勢で寝ることが大事だと、そういうときに思い知らされる。