勉強の際、わからないことに対する耐性というのは重要だ。
自分はかなりこだわる方なので、こだわりすぎるのは経験上よくないとは思う。
しかし、理解するという過程において、疑問を飼っておくということはしばしばある。森(毅)先生もそんな感じの事を話していたと思う。
本なども何回も読むと、段々理解できるようになる経験は誰しもあるだろう。
同様に違和感もそうだ。
動画などで気を付けたいこと。散々同じような内容を書いているが、何かを見聞きして違和感を抱くことがあり、後でよく考えるとやっぱりおかしいと結論付けることがある一方的な意見表明なら、まず対立意見も踏まえることが大事。それは知性的には高級なことだ。世界でもできている人々は少ないほうだろう。特に大陸系の厳しい世界ではなかなか育まれにくい姿勢だと考える。
また洗脳的危険もある。自分と同じ意見や気持ちいいと思う同調姿勢が見られるときも、冷静に客観視することが重要。意見などが自分と同じだからと言って、根本論理が異なれば、それはただの偶然だったり、結果論的同意でしかない。
そうなると、畢竟、たいていの現象というものは違和感だらけのはずである。そこが鈍感になってはいけない。