Theory-of-Kのブログ

やわらかく生きる

真のグローバリズムは悪くない

昨今グローバリズムは悪いという風潮があるが、僕はそうは思わない。

要は今の社会システムと歴史の慣性からなる不具合が悪いだけだろう。

 

中共のやり方は論外なのだが、真のグローバリズムって要は天下統一なわけで

これがダメなら再び日本は分裂しなきゃおかしいというわけ。

 

もっと本質なのは距離や地域性という「人間の行動範囲と科学文明力」ということ。

行動範囲ってのは現在の基底は国なんだけど、地球人時代としてはこれは固すぎる。

宇宙時代にいつなるかはわからないと言っているが、確実にその方向に向かっているわけで太陽系から引っ越すかということになれば、とりあえずアメリカ、中国、ロシアなどという狭い概念が第一候補でなくなるわけだ。

 

僕はまだそこまで未来に生きているわけではないが、ネットという情報面では既にその地球レベルに達しているわけで、なぜその感覚が出てこないのか不思議だ。

 

問題は文化とか言語だが、それは結局のところ今を生きる人間の好みの問題に帰結されるだけだろう。無理矢理に排除するものでもない。これは人権侵害やら個人の自由やらにひっかかる。残るもんは残しておけば面白そうだというだけであとは各人が判断すればよい。

 

科学が発達したおかげで大きな移動ができるようになった。

ということは必然あちこち動き回る自由が欲しくなる。それがグローバリズムの一端でありまあ人間本位で考えるなら悪いことではないだろう。しかしながら活動範囲と仕事の合理性を今現在は考慮する必要がある。その部分で今の儲け主義グローバリズムがだめだというだけ。あとは競争問題だがこれは確かにやや難しいが必要最低限の仕事が存在する限りは心配はない気もする。