Theory-of-Kのブログ

やわらかく生きる

安倍元首相暗殺事件 続考

続考って熟語、一応あるみたいだが適当に使ってみた。
まあ考察の続編ってことで。

 

最近、新たに動画をいくつか見たので軽い感想。
視聴したのは、以下の2名のyoutube動画いくつか。

井上文二、銃器研究家ガンズリサーチ

 

井上さんの方は警察の事件記録のおかしい部分がメインで、
銃器研究家ガンズリサーチさんの方は犯罪ジャーナリストの小川氏との対談や安倍さんの銃撃の弾丸についてなど。

両氏の指摘はかなり参考になった。

 

まず井上さんの方は、暗殺時の護衛警察官の動きや、山上被告の銃撃時の距離などについて
報告とずれがあるのではという指摘。
警察の動きに関しては、それほど厳密に記載する必要は薄いとも感じるが確かに警察擁護の
偏向記述とも見れる。要は現場で実際に正確な動きは説明しにくいわけだ。実際には動いて警備しているから。確かに記載の位置が違うからこれが警察擁護に後々説明される可能性はある。
細かいところだが安倍さんを守れなかったという結果からみれば些末とも見れる。
むしろ山上の銃撃距離捏造の方が、不審に思える。なぜ1,2mほどではあるがずれた距離を記載したのか。警察報告では実際より2回ともやや安倍さんに近い距離から銃撃したとされている。しかし映像によると、もう少し離れているという検証が、井上さんとは別の方が挙げているそうだ。これも警察擁護などに結び付くごまかしなのだろうか。
また離れた場所にいた警察官が、女性にぶつかっていたが、そのあたりがおかしいと。
確かに映像、この映像が正しいかどうかもあるが、このぶつかった警官は歩道から車道に出て犯人の方に向かうのではなく、歩道のフェンスのある方に行って戻ってくるときに女性と接触している。これは気が動転していたためなのだろうか。確かに最短距離で犯人方向に行くとすると、跳躍に自信がある人ならフェンスを乗り越えていけるかもしれないが。


もう一方、説得力あるなと思う解説だったのが、銃器研究家ガンズリサーチの高倉さんの動画だ。

結論から言うと、高倉さんとしては、山上が単独犯で説明できるという姿勢だ。
首の2か所の傷と左肩の傷についても、説明があった。左肩の方が致命傷となった弾痕で、
要は安倍さんが台の上にいて体を捻ったときに左肩がやや下がる。その体勢で散弾銃の2回目の弾6発のうちの2つが当たる。左肩から入射した弾が動脈を傷つけ右肩あたりに留まる。もう1発は首元を薄く貫通すると。散弾銃の散弾の特性などもある程度納得できる解説があった。100m先ぐらいの立体駐車場で見つかった弾痕の散らばり具合も、前日に試射したとされる弾痕(この行為自体も色々怪しいが)などと比較すると、ほぼ合致すると。また射撃姿勢に関しても、ほぼ水平で打っていても順当な角度らしい。

正直襟の動きなどに関しても、自分も当初から山上の銃撃方向と矛盾しないと思われる動きだし、これは別に他の狙撃などではないと思っていたが、改めてこの解説を見ると矛盾しない気がする。もちろんネット上に上がった映像などが偽物ではとか言い出すとお手上げなのだが、文化人の物理教授や山口さんの別犯人説は今のところ説得力が薄いと感じる。