Theory-of-Kのブログ

やわらかく生きる

物語シリーズ 2024再始動

アニメ化で残っていた、オフとモンスターの2つが始動するらしい。

一応現状、最後の方にあたるモンスターシリーズの自分の感想文を読み返してきたが、ほとんど駄作評価なんだよね。

アニメ化だと駄作作品が割と整理されたり、アニオリ展開や効果などで面白く仕上がったりする可能性もあるのかもしれないし、一応期待する面もある。

が、プロットがダメなものがほとんどなので、うーん正直きついかな。

 

作者の状況や環境などは全くわからないのだが、物語シリーズの個人的で大雑把な願望だったこととして、まず大学編にそれなりに期待していたことだ。高校3年生の1年間シリーズであれだけの行動力、ほぼ非現実的な量のイベントが起きたのだから、大学編では順当に考えれば、少なくとも同じぐらいのイベントは出てきてもおかしくないと思われた。

ところが蓋をあけてみたら、かなり少ない。しかもさらに未来編である社会人編に突入したあとに、過去編みたく大学編を出すという変則モードに入ってしまった。しかもエピソードもつまらないものがほとんどで、たまに撫子編が面白い程度だったと記憶している。

 

自分の中では冨樫と同じ様相呈してきたなあと感じている。

hunterも今やかなり評価が落ちているのよね。

休載しているからとかではなく作品の質そのもののことでね。

物語シリーズに関しては、初期から段々と西尾の延々としたくどい掛け合いが続くようになっていき、それも評価が落ち始めた点ではあったが、高校シリーズという期間の限定性があったせいか、プロット自体はまだ面白かった。

しかしいきなり飛んだ社会人編にしろ大学編にしろ、キャラ性や、展開、熱量などどれもイマイチなものがざらになってきてしまった。

例えば主人公アララギ君が大学生になっても友達1人とか、いやいやお前は前シリーズでハーレム築くくらい活動してたやんけ。大学に行っても後輩の面倒に付き合うとかつまらなすぎな展開だろ。高校1年生が出身中学に行って威張ってるようなものを感じる。

 

逆に、なぜか社会人編につながると思われるガエンさんとは絶交状態とかいう?ちょっと作者はひねりすぎというか拗らせすぎというか。極めつけは大体、オノノキちゃんと撫子に頼るエピソードでごまかしている感。

使いやすいキャラなのはわかるが露骨すぎて芸がない。

最後の撫子のサバイバルも色々無理ありすぎだろと。

 

記憶にある印象としては以上が、ぱっと思い浮かんだ。

とにかく高校シリーズ以降の凋落が、小説においてすさまじい。

ちょっと考えすぎたのかねえ・・・