Theory-of-Kのブログ

やわらかく生きる

学習の方法 理系的合理性ではなく単純な繰り返しや暗記

参考書などで常にダメだと思うことは、「合理的に繰り返さない」という点だ。

これは、いわゆる天才、地頭の良い人、理系脳の訓練ができている人以外にとって大抵当てはまると思う。そして昔は本として紙面がないという物理的理由で、省略されていたことを、現代ではデジタル媒体として莫大な情報容量を持たせることが実現できることによって、「スマートにごり押し大量学習できる」ようになったことをもっと活かしていいのではないだろうか。

 

典型的には参考書で解答がないとか中途半端に省略されていることは、特に初学者やまだ考え方に慣れていない、その業界での論理的な発想ができていない人にとっては大きな壁になってしまう。

 

今の時代こそ、それはアホらしい。考えるというある程度の時間は必要だが、必要以上に考える時代ではない。

確か「科挙」という本だったかに書いてあった、単なるごり押しの暗記、つまり意味がわからずともただ暗記するということ自体が、意外と効果があったというエピソードがあった気がする。

例として「唄」だ。子供時代に覚えた唄を大人になって解するようになったとき、それを覚えていて空で吟じるということができるというものだ。これはなるほどと思ったものだ。

ただこのやり方はなかなか時代的な半強制的ごり押し学習なので難しい面もあるかとは思う。話を戻すと、今の時代、とにかく情報量で勝負できる時代なのでそれを活かして「繰り返し」を使う、「口酸っぱく言う」ことは学習面において追い風になるポイントだと考える。