クーベルタンの言葉だと言うが、いくつか解釈があるらしいけど、
この言葉、正しく意味づけたらどうか。
いくつかの説明によると、結局最大限の努力をするべきだという解釈が充てられているが、それもイマイチおかしい気がする。
順位付けを目的とする以上、トップを狙うのは当然のことなのだから。
しかし自分としては、
「何人も健全に参加することに意義がある」という意味付けなら個人的にしっくりくる。
ようは平和の祭典としての意味付け。いずれの国もまずは席に着くべきというね。
経済的利害関係にとらわれずまた世界の平和状態の指標としての観点から、こういった理念で解釈したほうが健全ではないだろうか。
今大会、はたして健全なのか。国内外において経済的、平等的に善い大会になっているのだろうか?
開催国日本自体、計画段階・資金、運営面どれもこれもとても褒められた過程を経ていないようだが。
そして各国もコロナ禍において、有力選手が健全に参加し、世界の頂点を競っているのだろうか?
はなはだ疑問であり、メダルとったからどうだと浮かれていることが相も変わらず滑稽に見える。