Theory-of-Kのブログ

やわらかく生きる

Hunter、現況で思ったこと

hunterについて。

いつも物語の合理性に関してうるさく言っているが、
今回は、では今現在連載中のhunterにおいて、
特にヒソカ、旅団に関することで、
どういう設定なら納得できるかと考えてみた。

結論は、陳腐な発想だがキーマンはカルト。
今現在の展開として、ヒソカ探索という状況になっており、
そう、探索と言えばカルトだ。

カルトに関しては、旅団サイドもヒソカも一応能力を把握しているという状態であること。
また、ヒソカのドッキリテクスチャーも、マチは見ている=旅団全員が知っていなければならない、
という前提がある。ドッキリテクスチャーによる変装関係だ。
だがこの前提は少々怪しい面がある。
これまで、旅団連中は正直結果論的に見るとかなり頭の悪い、あるいはあまり道理の通らない行動を
していると言わざるを得ない。
後々のことを考えて物語を作ることは大変なのだと思うが、結局ヒソカ1人を例にとっても、
なぜ入団させたか謎あるいは失態にみえる。
旅団の掟や目的に照らしても、あまり筋が通った選択だったとは言い難い。
確かに、メタ的に近視眼的な物語の展開で見れば面白い設定なのだが、これも結果論や全体としてみた時に、
いわゆる冨樫やっちまったなというやつではないだろうか。
ヒソカは旧旅団メンバー4番を倒して入団したということだが、今までの経緯をみて、その挙動通り旅団にとって死神役である。
少なくとも、同じような後入団の、コルトピ、ボノレノフなどとは明らかに違う気配がしている。
そのあたりを見抜けなかったということで、あまり団長が切れ者とは見れない。
切れ者風に見せていることが逆に滑稽な展開になっている。

これまでの展開とあまり変わり映えしないが、ヒソカゾルディックの2人が組んでいれば今までの
展開や設定に筋は通る気がする。
イルミの旅団への挨拶に関しても、ヒソカでも本人でもどっちでも理屈がつけられるし、
ヒソカが余裕で船内をうろついていたことも、正直ややおかしな展開だとは思うが、説明はできる。

カルトの能力は今回の状況に関して、センリツよりさらに価値の高いものと思われ、
展開的にある程度ヒソカが旅団連中とぶつかって勝ち抜くというお約束の流れを想定するなら、
カルトやイルミ、ヒソカの能力は旅団に対してかなり優位だろう。
メルエム・会長戦ではないが、もう詰んでいるような雰囲気さえ感じる。
この手の状況で対応力があったコルトピやパクノダがいなくなり、唯一団長が何か手があるかぐらい。

ヒソカにしてみれば、全員の居場所がわかるかどうかだけが肝であり、少なくともタイマンなら
自分が最強だと思っているわけで、ゾルディック家と組んで、これまた似たような展開があったが、
戦闘は自分がやるから2人は情報や分断のサポートだけしてくれと依頼すればよい。

 

以上は自分が勝手に合理性をもって妄想したものだが、どうなるか。

正直クラピカ方面はあまり面白くないので、当分期待できないけれども。